海外旅行
-Paris〜ベルサイユ宮殿-
2002.1(5日目)
パリで迎えた朝。
バスで高速に乗り郊外を行くとのどかな田園風景が広がりました。
そしてしばらく進むと家並みが見えてきます。
可愛いおうちです。
一瞬の出来事。
一瞬のシャッターチャンス。
郊外からヴェルサイユ宮殿にやってきました。
宮殿の中に入ると天井には一面の絵が・・・。
すごい迫力です。
その大きな絵の中に『一人だけ本当の人間がいます。どの人か分かりますか?』
とパリの添乗員、渡辺さんは囁くように話し掛けます。
セージさんと対照的過ぎます。
私は全然聞こえないので、セージさんのときは一番後ろを歩くくらいだったのに、
渡辺さんのときは一番前を進んで歩き、話を聞きました。

こん棒を持った男の人・・・。その人だけが人間です。
後は、羽のはえた天空の人たちを表しています。
『礼拝堂の間』です。
1770年にはここで王太子ルイ16世とマリー・アントワネットの婚礼が行われました。
昔は写真もないので似顔絵を書き似顔絵でしか相手を知ることができず、
結婚する日まで会うことも出来ませんでした。
親の決めた結婚で、似顔絵は3割増くらいでかっこよくかかれるので、
マリー・アントワネットはルイ16世に会ったときにそうとうがっかりしたそうです。
そして、ルイ16世はとても気に入ったそうです。
でも、マリー・アントワネットはルイ16世の性格に気を引かれ仲良くしていったそうです。
子供の絵には、やっぱり自然と惹かれてしまいます。
周りには天使が・・・。
ルイ?世と
左にマリーアントワネット右にシーザー
絨毯は300年前のものだそうですが気候も乾燥しているので
いい状態で保存できているとの事でした。
マリー・アントワネットの肖像画
ルイ16世の肖像画
王の寝室。
ベットはすごく小さいです。

昔、いつ戦争が起きてもおかしくなかったので決して横にはならず座ったまま眠っていたそうです。
昔の時計が今も動きつづけています。
時間も狂っていませんでした。
10時45分です。
王座の間。

王様の椅子。
マリー・アントワネットの寝室。
可愛くて豪華です。
王のベットより大きくてダブルっぽいです。
左には戸があり、ルイが入ってこれるようになっています。
クリスタルのシャンデリア
マリー・アントワネットと子供たち。
マリー・アントワネットは19年間の間に20人の子供を産んだそうです。
19年で20人って言うのは、双子も生まれたとか。

写真の右端の男の子は8歳で亡くなられました。
感染により短命の子供が多かったようです。
ナポレオン1世の戴冠

1804年ノートルダム大聖堂でのナポレオンの戴冠式を描いた大作。
描かれた100人の人物はほほ等身大だそうです。
これは、原画はルーブル美術館にあります。
原画と違う所が一つだけあります。
ヴェルサイユ宮殿を後にしてお昼は中華料理を食べました。
もったいないくらい大量のお昼ご飯で持って帰りたいくらいでした(笑)
エビチリや、チャーハンや酢豚、などなど・・・。とっても美味しかったです。

そういえば、渡辺さんは遅刻をしてきました。
そんなに気にしていなかったし、案内も良くしてくれてたのに
お詫びにと、ここでジュースをご馳走になりました。